裕福な名家に生まれながら先祖が魔女にかけられた魔法のせいで、豚の耳と鼻を持って生まれてきたペネロピ。ありのままの自分を受け入れることで輝き始めるペネロピは観る人全てを前向きな気持ちにさせてくれるチャーミングなラブストーリー。オスカー女優リース・ウィザースプーンがプロデュースも行っている。
記者会見
司会者: 本日は映画『ペネロピ』のプロモーションのためクリスティーナ・リッチさんがお越しくださっています。今回三回目、14年ぶりの来日で大人になってからは初めての来日になります。拍手でお迎えください。
Q: 日本の印象は?
昨日の夜到着したのでまだ何も見ていないのですが、東京はすぐに変化する街と聞いているので早く見てみたいわ。
Q: この役柄のどこに惹かれましたか?
彼女(ペネロピ)の強さに惹かれたの。25年間閉じ込められて自分らしくあるのは難しいけど彼女は自分を失わず自分らしい世界を切り開いて行った。最近若い女性のイメージはネガティブに描かれていることが多いと思うけど、このキャラクターはパワフルでポジティブに描かれていてそれに惹かれたわ。
Q: リース・ウィザースプーンさんとの共演はいかがでしたか?
実は彼女(リース)とは長年の付き合いです。この映画は彼女の制作会社が作り出した最初の一本目になります。彼女は他人に対して求めるものがとても多いので、それに選ばれたのは嬉しかった。彼女がオスカーを勝ち取ったので忙しくてあまり一緒にいられなかったけど彼女がいたときはとても楽しかった。とてもファニーで賢い女性よ。
Q: 相手役のジェームズ・マカヴォイさんは?
彼は献身的で、役に命を吹き込んでくれた。愛らしいこの映画のキャラクターに魔法のようなものを与えてくれたの。
Q: 豚の鼻をつけるのに抵抗は?
ただ鼻を付けるのに一時間半掛かったわ。鼻をつけていることはそんなに不快ではなかったの。ずっと気にしてしまうと頭がおかしくなってしまうので撮影の直前までは考えないようにして(撮影中の)一日3時間だけは鼻のことを考えてもよいというルールを作ったの。最初のテストでは穴だらけでひだまで付いていたので「ミスピギーというキャラクターみたいなかわいいのにしてください」と頼んだら、ちょうどその中間の鼻になったわ。
Q: 母を演じたキャサリン・オハラさんは?
実は彼女の大ファンだったの。撮影中はヒステリックなくらいに笑えるの。即興で次に何が出てくるかわからないのが楽しかったわ。
Q: 一番好きなおとぎ話は?
みにくいアヒルの子です。
Q: 映画の中で一番お気に入りだった衣装は?
ウェディングドレスよ。ウェディングがらみのものはなんでもステキですよね。
Q: 作品に出た最大の理由は?
おとぎ話仕立てだということと最後にひねりが加えられていたところです。若い女性に対してありのままの自分を受け入れることと、個性を大事にするとことというメッセージがあったからよ。
Q: ハロウィンではどんな格好を?
子どもの頃からずっと仕事をしていたので常に衣装を着ていた状態でしたが、今でも憶えているのはワンダーウーマンとスーパーマンを合わせたような格好や、バレエのチュチュを着たゴリラ、カルメンダンサーなどもやったわ。(笑)
Q: 子役から今までターニングポイントになった時期は?
以前は子役は13歳になったらお休みしていました。ティーンエイジャーの役は18歳がやっていたのです。自分が出てきた頃はインディペンデンドの作品が増えてきてリアリティを大事にするようになったので、その年齢の俳優さんに演ってもらおうということで私はずっと続けることができました。
Q: 子役の人は燃え尽きたり、大人になるにつれて上手く行かなくなる場合が多いのですがあなたはそうではなかった。それはなぜですか?
私が思春期の頃はまだパパラッチなどもいなくて、プライベートを普通の十代の女の子と同じように過ごすことができました。今はスーパーに出掛けるのにも格好に気を付けなければならないし、どこにビデオカメラがあるかわからないので失言しないように気を付けたりで、大人の人でも大変です。だから今の子役の方はとてもタフでなければならないと思います。
Q: これからどんな映画に出たいですか?
今回のペネロピの役は大好きで若い女の子たちのロールモデルになるような作品にしたかった。最近スピードレーサーを撮り終わったばかりなので、今はアクション映画をやりたいわ。(笑)
Q: 最後にメッセージを
この作品では自分自身が顔のために家に閉じ込められてしまうのですが“もういいんだ”と吹っ切れて行動します。人は大なり小なりコンプレックスを抱えているものですが、それに囚われていては人生を踏み出すことができない。「白馬の王子様が向かえにくるんではなくて自分自身が白馬の王子様なんだ」ということを感じ取ってほしいです。
2007/12/19都内ホテルにて sa.to
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