「涙の女王」…そう日本で浸透している彼女が、あえて『連理の枝』というスクリーンでのメロドラマに挑んだ。それは、悲しみの涙以上の幸せと喜びを演じる自分にチェ・ジウ自身も期待したからだ。
バレンタインデーの2/14、都内ホテルにて『連理の枝』製作発表記者会見が行われた。会見に先立ち「連理の枝」スペシャル画像(予告編)が上映され、その後チェ・ジウとチョ・ハンソンが登壇。大きな拍手とフラッシュの嵐の中迎えられた。
司会 : お待たせしました。ご紹介しましょう、チェ・ジウさんとチョ・ハンソンさんです。どうぞ!
それでは早速ですが一言ずつご挨拶を頂きたいと思います。
まずはチェ・ジウさんお願いします。
ジウ : 「こんにちは(日本語)」
たいへん沢山の方にいらして頂き、そしてお会い出来て嬉しいです。
司会 : チョ・ハンソンさんよろしくお願いします。
ハンソン :
こんにちは、チョ・ハンソンと申します。きょうはおいでいただき本当にありがとうございます。
司会 : 早速私からいくつか質問していきたいと思います。はじめに、みなさんまだ「連理の枝」をご覧になってない方が殆どですから、チェ・ジウさんとチョ・ハンソンさんお2人からこの作品について簡単に説明したいただければと思います。
ジウ : 私は「連理の枝」と言う映画の中で演じますのはヘウォンという役で、彼女は死を目前にして手に入れた最後の愛というものを死の瞬間まで抱きつづけながら、最期まで明るく強く生きようとする女性です。
ハンソン : 私が演じましたのはイ・ミンスというゲーム開発会社でCEOを務める男…才子溢れるプレーボーイのキャラクターです。
司会 : チョ・ハンソンさんから見て、どのようなところが映画の見所と思いますか。
ハンソン : 死が目前に迫っている女性を愛する男がだんだんと変化してゆく様子を是非ご覧になってください。それまでこの男性は過去の人生の全てに苦心無く思い通りに進んでいたので、物事は簡単に解決するものだと思っていました。
ところがある女性との出会から、彼は少しずつ内面の変化を遂げて真実の愛が何かを知るのです…そうした姿を観てもらいたいと思います。
司会 : チェ・ジウさんは見所と言うとどういう所だと思いますか。
ジウ : 私が今まで演じてきました皆さんがよくご存知の女性、どちらかと言うと男性に受動的な女性の姿…というよりも、今回の「連理の枝」の中で演じましたヘウォンは、死を前にしながらも飽くまでも自分の人生に能動的でそして明るく、ミンスとの愛を成就しようとする女性であります。映画の中でのミンスとの素敵な恋愛模様もきっとお楽しみ頂けると思います。
司会 : どうもありがとうございました。
チェ・ジウさんにおききしたいのですが、いままでテレビドラマでのメロドラマを多く出られていましたが、今回敢えて映画でのメロドラマにも挑戦されたその決め手というのは何だった
のでしょうか。
ジウ : そうした質問は本当に沢山頂きます。実際にこれから「連理の枝」を観ると感じて頂けると思うのですが、同じ恋愛映画でも映画であるとこんなにも違うのだなと伝わると思います。この記者会見の冒頭でも触れましたように、今まで私の演じたキャラクターの姿とは少し違い、時に男性を叱咤するような女性を演じています。勿論悲しみの涙もあるのですが、その中に楽しいこと幸せも全て含まれている、そうしたメロドラマになっているからです。
司会 : はいありがとうございました。
それでは最後に公開を控えた日本の皆さんにメッセージをチェ・ジウさん、チョ・ハンソンさんに頂きたいと思います。
ジウ : この映画には笑いも感動もあります。きっとこんな恋をしてみたいとも思って頂けることでしょう。そして、今、特に恋をされている人には「連理の枝」の真髄が伝えられると思います。
この映画にご期待を頂き、そして沢山の方に観て頂きたいと思います。ありがとうございました。
ハンソン : 一生懸命この映画に取り組んで参りました。苦労も致しましたが誠心誠意を込めて作った映画ですので、沢山の方たちにこの作品を見て頂き様々な感想を聞かせて頂きたいと思います。
司会 : はい、どうもありがとうございました。以上で質疑応答は終わらせていただきます。
(フォト・セッションへ)
2006/2/14 都内ホテル
チェ・ジウ、チョ・ハンソン、ほか通訳2名
司会進行 伊藤さとり (マスコミからの質疑は本文章では割愛しています)
T.Tomonaga
永遠の愛を象徴する<連理の枝>
連 つらなる
理 きめ
枝 えだ
二本の樹の枝が、成長するにつれて寄り添い絡み合い、まるで一本の樹のようになっていく様を表したもので、まるで心も体もひとつに溶け合っていくように強く結ばれた永遠の愛を象徴する。中国の唐の詩人・白楽天が玄宗皇帝と楊貴妃について歌った「長恨歌」の一節。
天有願作比翼鳥
地有願為連理枝
天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん
地に在りては願わくは連理の枝と為らん
白楽天「長恨歌」より
<全ての人に愛の涙を贈る―韓流映画に新たな伝説が誕生>
イ・ビョンホン、ペ・ヨンジュン、イ・ヨンエ、クォン・サンウと韓流をリードする俳優陣の主演映画が続々と公開される中、満を持して登場するのが「冬のソナタ」のチェ・ジウ主演作『連理の枝』。"涙の女王"とも呼ばれる彼女が選んだ新作は、韓国映画が最も得意とする正統派ラブストーリーだ。
死を目前にしながらも残された人生を明るく楽しく生きようとする女性へウォン(チェ・ジウ)。そんな彼女に出会って、はじめて本当の愛を知る男性ミンス(チョ・ハンソン)。二人は残されたわずかな時間の中で、その愛を深め、育てていく。残して逝く者と残される者、お互いが相手を思いやり、相手の抱える傷を癒したいと願う・・・そしてそこに美しい秘密が生まれる。
もしも愛の終わりが最初からわかっていたら、大きな痛みを伴うことがわかっていたら、どのようにしてその愛を貫くのか。悲しみや苦しみをどうやって幸せに変えていくのか。へウォンとミンス、二人の予測もしない愛の結末は涙を誘い、私たちに「愛」とは何なのかを問いかける。そしてその答えを見つけた瞬間、誰かを思う温かい気持ちが心に根ざしていくのを感じさせる。
2006年、『僕の彼女を紹介します』『四月の雪』『私の頭の中の消しゴム』を越えて、すべての人が涙する美しくも哀しい悲恋の物語が生まれた。
<"涙の女王"チェ・ジウが映画で魅せる初の悲恋の物語>
昨年は日韓親善大使として、そして今年一月からは、アジア各国でも放映が決まったTBS系ドラマ「輪舞曲―ロンド―」で主演をつとめるなど、その活躍の場をますます広げているチェ・ジウ。「冬のソナタ」「天国の階段」で"涙の女王"ともよばれる彼女だが、驚くことに映画では『誰にでも秘密がある』のようにコミカルな役どころが多く、悲恋の物語の主演は本作が初となる。
同じ悲恋の物語といっても、ドラマと映画ではそのヒロイン像はかなり異なる。今までの受身的なキャラクターではなく、『連理の枝』のヘウォンはどちらかと言えば男性をリードしていく、明るく溌剌とした茶目っ気あふれる役だ。更に、その明るさは残された時間の短さへのおびえの裏返しであり、笑顔の向こうに涙を感じさせるという難しい役どころでもある。
チェ・ジウ自らが「大好きなジャンル」と語るラブストーリーで、 "涙の女王"の本領を発揮させる『連理の枝』は、彼女の代表作となることは間違いない。
<次世代韓流スター、チョ・ハンソンの魅力>
チェ・ジウの相手役に抜擢されたのは、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、クォン・サンウに続く新たな韓流スターとして注目されているチョ・ハンソン。174cmのチェ・ジウが「私が華奢に見える」と思わずもらすほどの身長、爽やかな笑顔と醸し出すワイルドな魅力で、女性陣のハートをわしづかみにしている。
映画デビュー作『オオカミの誘惑』の"都会的な反逆児"のイメージから一転、本作では、愛する人を失おうとする恐れと悲しみ、傷つけまいとするための秘密を抱えながらも、彼女のために限りない献身と愛を見せる男"ミンス"を演じる。
「何度も現場で語り合い、お互いの演技を相談しあった」と語るように、チェ・ジウとの息もぴったりで、永遠の愛を生み出す恋人同士を見事に演じきっている。
『連理の枝』によって、チョ・ハンソンが次の韓流スターとしてブレイクすることは必至。
<完成前から話題沸騰!見事なシナリオと美しいロケ地>
『連理の枝』はチェ・ジウ、チョ・ハンソンという2大スターの共演、そしてシナリオの完成度の高さから、アジア各国の配給会社から問い合わせが殺到した。シナリオを手がけたのは監督も務めるキム・ソンジュン、助監督時代に築き上げた確かな腕で長編監督第一作『連理の枝』を作り上げた。"連理の枝"とは、白楽天の有名な漢詩「長恨歌」の一節で、永遠の愛を意味する。この映画を通して"愛と死"を描きたかったと語る彼は、<運命的な出会い、訪れる試練、それを乗り越えてさらに強い絆で結ばれる二人>とラブストーリーの王道を貫きつつも、誰も予測できない結末で深い余韻を残すというまったく新しい、見事なラブストーリーを生み出した。
タイトルでもある"連理の枝"は韓国で一番美しい島と言われる済州島から、船で20分ほどの牛島という小さい島に実物大の二本の連なった樹をつくり撮影された。どこかアイルランドの自然を思わせる風光明媚な場所も見所のひとつである。そのほかにも全羅南道スンチョン、ソウルなど全国各地でロケを行っている。
また主題歌を『猟奇的な彼女』のシン・スンフンが手がけ、切ない曲調でこの美しい物語を盛り上げている。
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