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小栗旬 / 村崎十三 新井浩文 / 赤井トール
原作 井上三太 監督 井上靖雄 音楽 平川地一丁目
2004年11月17日(水) スペースFS汐留にて完成披露試写会と舞台挨拶が行われた。
司会 : 今日は隣人13号の完成披露試写会にお越しいただいてどうもありがとうございます。(略)この原作が一体どうやって映画がされるんだろうかと皆さんも気になられていたと思います。そしてたくさんの方々の期待の中この作品が完成しております。 さっそくご紹介しましょう。盛大な拍手でお迎えください。 はい、というわけでこれだけの多くの方々に今日はお越しいたた゜いております。それではさっそく順番にご挨拶いただきたいと思います。 司会 : まずは原作者の井上三太さんです。どうぞよろしくお願いします。 三太 : おはようございます。本日はありがとうございます。 司会 : どうもありがとうございました。今回はW主演になります。凶暴な13号を演じました中村獅童さんです。 獅童 : 皆様おはようございます。ねー、こんなに多くの方にお集まりいただいて、この映画を観ていただいて、早く忘れていただいて。(会場笑) 観られたくない。好感度が大切ですからね。 あくまでも映画の中でのことお芝居ですからね。ハイ、ありがとうございました。 司会 : 後ほど伺っていきたいと思います。W主演のもう片方になりますね。十三を演じられました。小栗旬さんです。 小栗 : 皆さん、今日はありがとうございます。えっと、あの…ゆっくり見ていってください。(一同笑) 司会 : ありがとうございます。後ほど伺っていきたいと思います。そして赤井トール役を演じました。新井浩文さんです。 新井 : いつだったかちょっと覚えていないんですけど、撮影の帰りスタッフの皆さんと13号についての話をしてて、そして個人個人の自分の中の13号みたいのを出して、うちが言ったらスタッフの人が「それ捕まるよ!」 っていう内容を監督もぶっちゃけて言ってて「公開されるまでは捕まらないでくれ」と言われたので今日を無事に迎えられてほんとに嬉しいです。ゆっくり楽しんで観てって下さい。面白かったら映画館のほうにも是非観に来てください。 司会 : 赤井トールの妻になりますのぞみを演じました吉村由美さんです。 由美 : はい吉村です。お願いします。 いろんな意味で、はじめての体験させていただいてすごい勉強になりましし、またこれもいろんな意味でドキドキしたり。ホッとしたり。これまた少し人間味がある映画だと思っていますので、是非皆さん最後まで観ていってください。 司会 : はいどうもありがとうございました。そしてこの映画の監督をいたしました、井上靖雄監督お願いします。 監督 : はじめまして監督を務めました、井上靖雄と申します。 司会 : はい、では皆さんにお話を伺っていきたいと思うんですが、まず井上三太さんご自身のほんとに人気のあるこのまんがが映画化されることになって、実際ご覧になってみて率直にどういう感想をお持ちでしたか? 三太 : 監督に初めてお会いしたときに非常にいい笑顔で、この人にお願いしたら大丈夫だと思ったんですけど、非常に良い意味で変態だったっていうか、皆さん変態が今日多いと思うんですけど、怖い映画ですね。 司会 : 中村獅童さんと小栗旬さんのこのキャスティングはいかがでした? 三太 : 本当は多重人格の役なのでWキャストっていうのはどうなのかなと思ったんですけど、皆さん見ていただけば分るんですけど、そこはすごい面白くできあがってるんで、面白いですね。(笑) 司会 : はー、良かったです。どうもありがとうございました。さあ、続きましては中村獅童さん、好感度が一番というふうにいつも仰ってますけど、今回のこちらの作品改めてみてどうでしたか? 獅童 : 好感度下がっちゃうんだな、これが。難しいことだ。しかしね、思い出したくないですね、この映画のことは。 司会 : 何でですか?! 獅童 : 子どもには真剣に泣かれちゃうし、人の顔は踏んづけちゃうし、してはいけないことをすべてやってるんで、役で芝居してる時はいいんですけど、やってるときはいいんですけど帰り車に乗って一人になった時、いやーな気持ちになるんですよね。できることならあんまり大勢の人に観ていただきたくない。(会場笑) 司会 : いいんですか主演でそんなこと言っちゃって 獅童 : いや、これホントの気持ち。(笑) 監督に騙されたんだから俺はほんとにこの映画。監督は調子に乗って今度結婚するらしいんですけど。 司会 : ああ、そうなんですね?! 獅童 : 頭来ちゃいますよ。 ほんとにもう。 司会 : えーでもね、獅童さん、私はあの特殊メイキャップのあの顔を見たときビックリしたんですけれども、自分であの姿になったときどう思いました? 獅童 : あれは自分でもビックリしますよ。気付いたら頭には十円はげ作られちゃってるし(会場笑)、 ほんとにもう。撮影が今年のちょうど、二月ぐらいに撮ってたんですけど、自分の中ではすっかり過去のことになっていたんですけど、今日この試写会に来させていただいて二月のことを思い出してすごいもう気分が悪いんですけど。(一同笑) 監督 : 盛り上がるのこれからですからね。(会場笑) 獅童 : ええ、はい。 司会 : どうもありがとうございました。 獅童 : ごめんなさい。 司会 : いえいえ。 獅童 : すいません。 司会 : じゃあですね、もう一方主演で小栗旬さん。獅童さんはそういうふうに言ってますけど 小栗 : すごくいい経験をさせてもらったと思っています。 司会 : それは具体的に? 獅童 : いい人ぶってない? すごい。 大丈夫か? 小栗 : 違う違う。 獅童 :俺だけか? 感じが悪いのは? 小栗 : 基本的に二人で一役をやるということで僕はいじめられていじめられて溜まってきたところで全部獅童さんに代わっていつも不完全燃焼のままその現場が終わるっていう毎日だったんですけど、それはそれですごい楽しかったです。 司会 : あの、一人の役を二人で演じるってことはやっぱりいろいろと話し合いをしなければいけなかったんじゃかいかなーっなんて私なんかは思うんですけど、中村獅童現場ではどんなふうに過ごしてどんなお話をしたんですか? 獅童 : 役柄についての話は全く別人格なので、特に敢えて話し合いはしなかったですね。 司会 : じゃあそのほかに何か? 一緒に過ごされたこととか、どんなことして過ごしてたんですか? 獅童 : 一緒に過ごしたっていうか、出身校が一緒だったってのが判って非常に…ね。 小栗 : 初日の時にこんな学校に行ってたっていうと、なんでか知らないけど獅童さんが先生の名前を知ってるんですよね。こんな先生もいたでしょって言われて、実は僕もそこを卒業してるんですっていう話になって。 獅童 : 映画の中では小栗君の身体をビッシビッシ叩いてますからね、僕は。(会場笑) ビッシビッシ、あんなに人の身体をひっぱたくっていうのは初めてじゃないかな。 小栗 : そうですね、僕も全裸で人にあんなペチンペチン叩かれるのは、生まれて初めてでした。 小栗 : 子どもの時なんか叩かれることはありますけどね、親にね。人にね、自分も裸で、小栗君も裸で。 小栗 : いやー、思い出したくない。(会場爆笑) 司会 : ここはほんとに衝撃なシーンでもありますからね。みなさんも楽しみにしていてください。ありがとうございました。さあ、続きまして、では新井さん。さき程お話いただいた新井さんの13号的部分ていうのはどんな部分なんですか?。 新井 : さっきも言ってたんですけど、ほんとにね、捕まるから言えないんですよ。(会場笑) ほんとに、ほんとにです。 司会 : ほんとに? 今回の赤井トール、この役ありますよね、この役とはまた別のタイプなんですか? 新井 : いや、全然違いますね。映画の中での赤井トールは いじめっ子的なものがあるんですけど、そういうのはしないから全然違います。 司会 : どうですか? 現場で吉村さんの旦那さんという役を演じてみて。 由美 : 私ですか? 司会 : 二人に聞いてみましょうか。 由美 : 子どもがいるんですよ。だからいつも三人でいて結構ずーっと喋って、ねえ。 新井 : そうですよ。なんか家庭的にわきあいあいと。 由美 : そうなんですよ。ずーっと三人でいたので。 司会 : じゃあ、あの中村獅童さんとか小栗旬さんとは違って結構わきあいあいとした? 新井 : そうですね、してました。 司会 : 何か印象に残っている出来事とかありますか? 新井 : そうですね、初日ですかね。ほんとに暴走族の人がいっぱい来て撮影したんですけど。まあやっぱりてんやわんやっていうか。 新井 : そうですよ、びっくりしましたよ。でもそんな中で総長の役だったので一番強そうに見えなきゃいけないっていうとこだったんで。 獅童 : おれねぇ、思い出した。すごい気分悪かったのは子どもを誘拐したこのハンディカムのビデオを映像を送んなくちゃいけなくてね、撮ったんだけどね。二人っきりだったんですよ。子どもが真剣に泣き出してね。下にスタッフとか皆、関係者の人たちがいて、音だけは聞こえてるんですよ。マイク付けてて。で、戻ってきたらそういう芝居やれっていうからやったのに、みんな冷たーい視線で、子役のお母さんは僕のこと睨み付けてるし、ほんっとに気分が悪い仕事だったの。(会場笑) 小栗 : 獅童さんひどいと思ったもん、俺。(会場笑) 獅童 : そのへんの芝居付けたのはこの男ですからね。ほんとに。僕はもう「いま会いにゆきます」っていう映画の方が大事なんで。 (会場大笑) 司会 : そういうこと言っちゃうんですか?! 獅童 : 冗談ですけどね。 司会 :まあ確かに、ねぇ。 監督 : 真逆ですからね、もうこっちは。 獅童 : あれの次がこれっていうのが非常に納得いかないんですよ。 司会 : いやいや、役者冥利に尽きるんじゃないですか。 獅童 : そうですかね。ほんとに、嫌なんだよなー。 司会 : ていうわけで、新井さん、てんやわんやだったんですね。 新井 : そうですね。 司会 : ありがとうございました。じゃあ吉村さん、子役のお子さんとずって演じてたわけですけれどもどうでした? 由美 : 気が付いたことは話のレベルが一緒だってことに衝撃的ショックを受けて、彼が本とか持ってくるんですよね。空き時間が多いから。 こっちが本気になってしまってちょっと貸してよみたいになっちゃって、なんかそのぐらい "あっ、やっていけるな"と思いましたけどね。 司会 : それから、実際にできあがった作品を改めて観てみていかがでした? 由美 : はい、でも私も忘れてました。その暴走族の話、ちょっと忘れてて、そう言えば、そうですよ。「髪の毛じゃあ金髪にしてきてください」って言われて、もう30も近いのに「えーっ、やるんですか?」みたいな。10ぐらい違う役なんですよ。10ぐらいサバをよんで年下ぶってるんで、(会場笑)そ れがちょっと頑張って大変なとこでしたね。 司会 : はい、わかりました。どうもありがとうございます。さあ、そして最後に井上監督、実際にこれだけの個性的な役者さん達とお仕事をしてできあがった作品、どんなとこにこだわりを持ちました? 監督 : まず、あの最初に救われたのは皆が変態だったっていうことで。 獅童 : 冗談じゃねぇよ。 新井 : ふざけんなよ。(会場笑) 監督 : 話のトーンがかなり、三太さんを含め すごく変態というか、普通じゃないストーリーなんで、旬君は旬君で自分を押し殺す役だったので役に徹してたと思うんですけど。獅童さん含め由美さん、新井君は地でやってましたね。だから僕はほんとにやりやすかったです。 獅童 : 僕は地じゃないよ、悪いけど。(会場笑) 違う映画の宣伝しちゃうよ。(会場笑) 100万人突破だから、負けずにね、こちらも。もうほんとに。いい結婚式を迎えるようにね。 監督 : いやいやいや、もうほんとに。 獅童 : 大丈夫? 頼むよ。 司会 : 監督いつなんですか? 監督 : もう結婚はしました。 司会 : ああ、おめでとうございます。 (会場拍手) これで隣人13号の 監督 : それで締めですか? それ。(会場笑) 獅童 : それ、自分だけ幸せ者になって俺の好感度はガタ落ち。ほんとにねもうね、ハイ。 司会 : じゃあせっかくなんで、そこまで言っていただいたんで、これからご覧になる皆さんに中村獅童さんに締めのメッセージをお願いしたいと思います。 獅童 : とにかくこの映画を今日ご覧いただいて、お帰りになる際にはすべてを忘れていただいて、なるべく他の方には喋らないようにしてください。(会場笑) 今まだね、他の映画やってますから。
他の映画の宣伝ばっかしてごめんね。なんつって。(会場笑) でもほんとに今日はありがとうございました。
来年の春ですね。春だからな、それまでに何か爽やかな役やりたいな。公開前にね。まあ、でもね。お芝居ですから。楽しんでいただければ嬉しく思います。 本日はありがとうございました。 司会 : 映画パーソナリティー 伊藤さとり 2004/11/17 新橋にて text & photo : HUIT
『隣人13号』
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