| 『サハラ−死の砂漠を脱出せよ−』
主演マシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルス同時来日記者会見
2005年4月20日、新宿パークハイアット東京にて映画『サハラ』のプロモーションのためマシュー・マコノヒー、ペネロペ・クルスが来日し記者会見を行った。本作は全世界で1億2000万部を売りつくしたモンスター級ベストセラーシリーズで、映画化が待ち望まれていた作品。
現在交際中と伝えられている二人にプライベートな質問は禁止ということで記者会見が始まったが、会見中にマシュー自らノロケる場面もあり、交際が順調に進んでいることが伺われた。
司会 : それではみなさま盛大な拍手でお迎えください。マシュー・マコノヒーさん、ペネロペ・クルスさんです、どうぞ!
はい、それでは早速二人からご挨拶をいただきたいと思います。
まずはマシュー・マコノヒーさん、よろしくお願いいたします。
マシュー・マコノヒー : 日本にお招きいただきありがとうございます。来日は3度目です。
ペネロペとも話していたことですが、初めに感謝しておきたいことがございます。
今までプロモーションをずっとやってきました。アメリカから始まりヨーロッパ、イタリア・ローマ、ドイツ、スペイン、マドリッド、カナダ、そしてここ東京と回ってきた中で二人で話していたことなのですが、日本は他の国と全然違っていました。何が違うかといいますと、私たちに敬意を表してくれる点が全く違ったという点です。俳優、女優としてだけでなく、人間としても大いに敬意を示してくれているということです。
質問の仕方一つにしても、何を質問出来るのか否か等についても敬意を払ってくれていると感じ、大変感謝しています。
ペネロペはこういう風な言葉を使ったのですが、凄く正直な、(日本は)正直で知られている程だ…と。みなさんありがとうございます。
司会 : では、ペネロペさんよろしくお願いいたします。
ペネロペ・クルス : (日本語で)こんにちは、ペネロペ・クルスです。日本に来れて嬉しいです。ありがとう。(場内拍手)
マシュー : 何て言ったの?(笑)
ペネロペ : (周りに「上手だったよね?」と尋ねる)
Q : 砂漠では大変過酷な撮影だったと伺っていますが、その中でも美しさを保つ秘訣など何かございましたか? また、それは今でも活かされていますか?
ペネロペ : 今回、あまりそうした心配をする必要はありませんでした。
勿論、サハラ砂漠のような場所に行きまして、環境的には勿論砂嵐に遭ったりで何時間も撮影が中断するといったアクシデントも頻繁におきました。
しかしそうともなれば、それも楽しむほか無く、刻一刻を楽しみながら撮影をこなしていくしかないわけです。
それと共に今回の現場では奇跡のようなこともあって、そんな魔法のようなこともスクリーンを通して映画を見ていただく人たちにも十分伝わるのではないかと自負しています。
実際にモロッコに行き現地の人々と仕事をしたり出演していただいたりして、その雰囲気が良く伝わっていると思います。
そのような中ですから、自分が女優としての容姿を保つのが大変では無かったですか?とかその為に何かしていたのですか?等と実はよく質問を受けるのですが、本当にそのような心配をしている場合でもなく、また必要もなかったのです。
しっかりと食事することも出来て、テントでもトレーラーであっても満足に睡眠も出来ていれば、それで構わなかったわけです。
司会 : ありがとうございました。
マシュー : (横から)
彼女がこんなに美しく居られるかどうかだって、その間ずっとそばに居る人にも依るよね…
(場内笑)
司会 : はいどうもありがとうございました。
Q : マシューさんは、他の競演する方たちと一緒に撮影を始めるに当たり大変緊張されると思いますが、その緊張感にどう対処されるのでしょうか?
その為に何か準備をするのでしょうか?
マシュー : 撮影の前にはいつも不安を感じています。共演者への敬意からの緊張もありますが、特に1日目と言うのは相手が誰かに関わらず、ものすごく緊張します。
というのも、その映画の中に出てくるキャラクターのトーンを決定付けてしまうのが、その初日の撮影だからです。勿論撮影が始まった後でも、微妙な部分では変えてゆくことも出来ますが、例えばこの映画の中で脚を引き摺るのだったら、もうその時に引き摺ることになるし、訛りが必要ならば1日目に訛りを作る…と。そのようにもう全てが1日目に確立してしまいます。そのように立ち居振舞い全てが始めに出来上がってしまいますから、1日目というのは大変に緊張します。
でも、初日の撮影を終えた夜と言うのは本当にぐっすり眠れます。
始めの設定なり、やるべきことをやってしまったわけで、この後はこのキャラクターで続けようということです。
Q : お二人に伺いますが、過去にもトレジャーハンターが活躍する映画が沢山在りました。今回の「サハラ」が他の作品より勝っている点優れいてるという点はどんなところにあると思っていますか?
ペネロペ : 自分としては以前からこうしたタイプの映画に出たいとずっと思っていましたが、なかなか興味の沸くシナリオが無かった中で出会えた企画だったのです。「サハラ」は大変優れた脚本で、とても楽しめるものが出来上がったと思います。
登場人物がそれぞれに多重構造の層になっていて、自分が演じたキャラクターも華としての単なる添え物ではなく、ストーリーに大いに貢献する役どころになっています。だからこそ演じてみたいと思いました。
そもそもこういったタイプの映画は私は好きで、特に『インディー・ジョーンズ』シリーズにあるようなエネルギーを持ったタイプのアドベンチャー映画は好きです。
しかしその手の映画は、CGを多用したりポストプロダクションで創作したりする作品が多いのですが、この映画ではそうではなくてキャスト本人やスタント俳優が身体を張ってアクションを撮ったりしている分、映画を見るお客様が感情移入が出来ると感じます。また、そうした部分が大変気に入っています。そうして撮影してきた映画の仕上がりに、製作メンバーみんなも大満足しています。
実際に撮影中の連日は、インディージョーンズのような気分で、自分も筋骨隆々のつもりでいましたが、残念ながら周囲のみんなはそうは見えていないようでした(笑)(と言ってペルロペが自分の腕の力こぶを見せる…)
マシュー : Yeah!
この映画は言わば昔ながらの古典的なアドベンチャー映画ではありますが、その上にコメデイーの要素も加わって面白いし、そしてとてもカッコイイのです。
この映画を見始めると、ヒーローがいて悪者がいて、窮地に陥ったときにはそこをどう切り抜けるか…そして最後はダーク・ピットが女の子とうまくいくんだろうな…と展開が見えてくるとは思いますが、この映画ではそこに至るプロセスがとても面白くなっています。
例えば、砂漠の真っ只中で60年代のオープンカーを時速80マイル(96Km/h)で疾走させたり、ラクダが時速30マイル(46Km/h)で飛び跳ねながらレースをしたり、壊れた飛行機が砂の上のヨットになってしまったり…と、そんな冗談めいた演出が所々にありますが、それがまたコメディであり面白いんです。
観客が「あんな事思いつかなかったな」とか、「あんなシーン見たことが無い」と思ってもらえることが、この映画ならではの楽しめる部分で、今までの映画と違う点です。
Q : 映画の中ではダーク・ピットにプレゼントをもらっていましたが、4/28に誕生日を迎えるペネロペさんはどんなものをもらったら嬉しいですか?
ペネロペ : アーハハハ…(笑)
そうですね、シンプルなもので良いですがあまりその辺にありふれていないもの…
(「カラオケマシーンでしょ?(笑)」とマシューが横槍を入れて来た)
ハハハ、カラオケマシーンもそうなんですけど、是非子犬が欲しいなと思ってます。でも子犬が欲しいなんてここで言ってしまって、後でみんなに子犬をプレゼントされてしまったらどうしようと少し心配になります。
でも、その犬というのもお店から買うのではなく保護施設から譲り受け救ってあげられるような、そんな形で飼う事が出来たらと思います。
司会 : はい、ありがとうございます。
それでは、素敵なお誕生日を迎えていただきたいと思います。
(一同拍手喝采に応えて)ペネロペ
「アリガト!」
(外国人と思われる方から)
Q : マシューさん、クライブ・カッスラーの書いた本は他にももう読まれましたか?また、その中のダーク・ピットを演じている自分をイメージすることが出来ましたか?
マシュー : はい、読んでます。7年前に読んで凄く良い本だなと思っていました。アクションアドベンチャーヒーローの物語を今までいくつも読みましたが、彼ほどクールな人物はいないと思いました。自分の事をそれほど深刻に受け取らずに、いつも楽しんでいるんですね。これだったら自分が自然にやれるのでないかと思いました。そして、ある一作だけでなく出来るならシリーズを通して演じたいと思いました。
本当に彼ほどクールな人物はいないと思いまして、実は私はクライブ・カッスラーを自宅に訪ねました。1回目に行って断られ、2回目に行って断られ、3度目にやっとOKをもらいました。そして6年たってようやく私がダーク・ピットを演じて良いと承諾してもらえたのです。
おかげさまでアメリカでは封切になってから凄く好調です。この調子でヨーロッパ日本…好調であれば次作も作れますし、それが私達の希望でもあります。元々シリーズ化出来れば良いなと思っていました。
司会 : 最後にお二人から、これから日本で公開するにあたり日本のみなさんにメッセージをそれぞれ頂ければと思います。
先ずはマシューさんからお願いします。
マシュー : メッセージと言っても冒頭の挨拶でもう言ってしまいましたが、日本に招いてもらい大変感謝いたします、ありがとうございます。そしてみなさんオゲンキデ(と最後は日本語で)
ペネロペ : 本当にありがとうございます。こうして集まって頂いたみなさんにも協賛頂き大変感謝します。日本でこの映画が公開されるにあたり多くの方に見て頂けたらと思います。また、実際に製作に関わっているときも大変楽しかったですし、完成した映画を観ても本当に楽しめた作品に仕上がっていますので、観客のみなさまにも楽しんでいただけると思います。
司会 : マシュー・マコノヒーさん、ペネロペ・クルスさんありがとうございました。
2005/4/20 TEXT & PHOTO : HUIT
『サハラ -死の砂漠を脱出せよ-』
6月11日(土)より
渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー!
ギャガ・コミュニケーションズ 配給
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>> 『サハラ−死の砂漠を脱出せよ−』オフィシャルサイト

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