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ジョン・クラーク/ リチャード・ギア 1949年8月31日、 ペンシルバニア州フィラデルフィア出身。 本作では、オリジナル版で役所広司が演じた主人公のサラリーマン役を演じている。オリジナル版がボタン会社の経理課長という役柄であったのに対し、本作では遺言書作成専門の弁護士である。社交ダンスを通じて自らの人生を再生させていく様を、叙情性とリアリティをもって表現している。また、『シカゴ』(02)に続いてスクリーンで見せるダンスシーンは、ハリウッド版の名にふさわしい豪華さを誇っている。 学生時代は体操で奨学金を得て、マサチューセッツ大学で哲学を専攻した。俳優を目指すために大学を中退し、1973年、ロンドンのプロダクションのロックミュージカル「グリース」に出演。その後幾多のニューヨークの演劇に出演した。
1969年7月24日、 ニューヨーク州ブロンクス出身。 本作では、オリジナル版で草刈民代が演じたダンス教師役を演じている。オリジナル版の設定に忠実な、憂いを帯びた女教師像を踏襲しつつも、時折見せる彼女の内なるラテン系パッションがオリジナル版とは異なる印象を与えている。
1946年10月4日、 ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。 本作では、オリジナル版で原日出子が演じた主人公の妻役を演じている。オリジナル版がパートに勤しむ専業主婦であったのに対し、本作では大手デパートに勤めるキャリアウーマン。彼女の演技で日本とアメリカでの夫婦間の考え方や愛情表現の違いが明白になっている。 彼女の女性らしさと知性を前面に打ち出した演技は高く評価されており、アカデミー賞にノミネートされた『アトランティック・シティ』(80)、『テルマ&ルイーズ』(91)、『ロレンツォのオイル/命の詩(うた)』(92)、『依頼人』(94)、死刑囚を慰問する修道女役でアカデミー主演女優賞を受賞した『デッドマン・ウォーキング』(95)はその顕著な例に挙げられる。
リンク・ピーターソン/
スタンリー・トゥッチ 本作では、オリジナル版で竹中直人が演じた役を演じ、彼に負けず劣らず、個性的かつエネルギッシュなキャラクターを好演している。 映画俳優だけではなく、舞台やテレビ映画等で数々の賞を受賞してきた彼の映画出演作品には、『ビリー・バスゲイト』(91)、『イン・ザ・スープ』(92) 、『ペリカン文書』(93)、『あなたに降る夢』(94)、『キスへのプレリュード』(95)、『死の接吻』(95)、『普通じゃない』(97)、『真夏の夜の夢』(99)、『アメリカン・スウィートハート』(01) 、『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』(01)、『ビッグ・トラブル』(02)、 『ロード・トゥ・パーディション』(02)、『ザ・コア』(03)、『ターミナル』(04)などがある。また、『シェフとギャルソン、リストランテの夜』(96)では、共同監督、共同脚本、出演という3役をこなし、1996年のニューヨーク映画批評家賞をはじめとした様々な映画賞を受賞した。 チック/
ボビー・カナヴェイル 本作では、オリジナル版で徳井優の演じた役にあたるが、直接リンクする点はなく、ハリウッド版オリジナルのキャラクターといえる。本作では女の子にもてるため、ナンパを成功させるためにダンスを習い始める青年を演じている。 舞台からキャリアをスタートさせたボビー・カナヴェイルは、プロデューサー、ジョン・ウェルズとの出会いがきっかけで、テレビの仕事を始めるようになった。NBCシリーズ「TRINITY」に出演後、「サードウォッチ」への出演を承諾。以後彼は「アリーmy
ラブ」(最終シーズン)などに出演している。 ボビー/
リサ・アン・ウォルター 本作では、オリジナル版で渡辺えり子が演じた役を演じる。生活費すべてをダンスにつぎ込みダンスに対する並々ならぬ情熱を燃やす女性を演じている。 彼女は古典的な演技訓練を積んだ女優であり、歌手であり、コメディアンである。コメディ分野で名前をあげ、ABC シリーズ「LIFE'S WORK」のクリエーター兼出演者となった後、Fox
Networkのコメディ「MY WILDEST DREAMS」に出演し絶賛された。 ヴァーン/ オマー・ミラー 本作では、オリジナル版で田口浩正が演じた役を演じる。フィアンセをダンスに誘ってプロポーズすることを目標にダンスの練習に励む、その大きな体型とは裏腹に一途な黒人青年を演じている。
本作では、オリジナル版で草村礼子が演じたたま子先生役に当たる。本作でも心からダンスを愛し、楽しくダンスを教えることが生きがい、でもお酒がやめれないというキュートなダンス教師を演じる。 ディバイン探偵/
リチャード・ジェンキンス 本作では、オリジナル版で柄本明が演じた探偵役を演じる。気さくで気のいい離婚経験アリの探偵役で、ドラマに深みを与えている。 HBOヒットシリーズ「SIX FEET UNDER」で演じた葬儀屋の主人役で知られている彼の映画出演作には、『イーストウィックの魔女たち』(87)、『リトル・ニキータ』(88)、『ウルフ』(94)、『アメリカの災難』(96、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞候補)、『目撃』(97)、『メリーに首ったけ』(98)、『ランダム・ハーツ』(99)、『ヒマラヤ杉に降る雪』(99)、『ふたりの男とひとりの女』(00)、『バーバー』(01)、『チェンジング・レーン』(02)、『ザ・コア』(03)、『ディボース・ショウ』(03)などがある。
ピーター・チェルソム/ PETER CHELSOM (監督) 1946年、イギリス北部のブラックプール生まれ。ちなみにブラックプールは本作でもあるとおり、ボールルーム・ダンスのメッカとして知られている。世界で最も権威のあるダンスの祭典「ブラックプール・ダンスフェスティバル」の会場である。チェルソムはカメラマンの経歴を経て、ロンドンのセントラル・スクール・オブ・ドラマに入学。その後10年間俳優として活躍し、テレビシリーズでは主役も演じた。のちに脚本家、監督に転進。1987年、彼のホームタウンを舞台にした映画『TREACLE』の脚本と監督を担当し、この作品が高評価を得て、BAFTA賞候補となった。そして彼の初長編作品となるのがロマンティック・コメディ『ヒア・マイ・ソング』(91)である。本作は興行的にも成功し、イブニング・スタンダード・ブリティッシュ映画賞最優秀新人賞を授与されるなど数多くの賞を受賞した。
1960年、サンフランシスコ生まれ。UCバークレーで文学士号をとり、UCLAで映画を修得した。彼女が二番目に書いた脚本が、ダイアン・レイン主演でヒットした『トスカーナの休日』(03)である。1999年、彼女は自身で書いた脚本に基づき『写真家の女たち』で初監督を担当。サラ・ポーリーが主演したこの映画は公開前にサンダンス映画祭で最優秀脚本賞を、ドーヴィル映画祭で審査員賞を獲得、さらに二つのインディペンデント・スピリット賞にノミネートされた。他の脚本作品に『好きと言えなくて』(96)、『キッド』(01)などがある。彼女はまた『ジャングル・ジョージ』(97)の共同脚本も担当した。
監督のピーター・チェルソムとは1991年以来コンビを組み、映画の製作にあたっている。『ヒア・マイ・ソング』(91)、『ファニー・ボーン/骨まで笑って』(94)、『マイ・フレンド・メモリー』(98)、『フォルテ』(01)、『セレンディピティ』(01)などの作品がある。 ジョン・デ・ボーマン/ JOHN de BORMAN, B.S.C. (撮影監督) ピーター・チェルソム監督との共同作業は『セレンディピティ』(01)以来になる。彼の参加作品には『デスマシーン』(94)、『聖なる狂気』(95)、『フル・モンティ』(97)、『グッバイ・モロッコ』(98)、『マイ・フレンド・メモリー』(98)、『ニュー・イヤーズ・デイ/約束の日』(99)、『リトル・ストライカー』(00)、『ハムレット』(00)などがある。
編集を担当した映画には、『ラスト・リミッツ 栄光なきアスリート』(98)、『ハッピー・フライト』(03)などがある。アシスタント編集者として彼は『マーヴェリック』(94)、『ウォーターワールド』(95)、『101』(96)、『ロリータ』(97)、『セレンディピティ』(01)、『フォルテ』(01)などの映画に携わった。
彼女はピーター・チェルソム監督の全作品のデザインを担当しており、『ヒア・マイ・ソング』(91)、『ファニー・ボーン/骨まで笑って』(94)、『マイ・フレンド・メモリー』(98)、『フォルテ』(01)、『セレンディピティ』(01)がそれにあたる。ハナニアはレバノンで生まれ、イギリスで教育を受けた。ロンドンの劇場でキャリアをスタートさせ、その後映画界に入り『シド・アンド・ナンシー』(86)、『背徳の仮面』(90)、『モル・フランダース』(96)、『GO!GO!L.A.』(98)などの映画に従事した。彼女の次回作はベン・アフレック主演『SURVIVING CHRISTMAS』(05)である。
最近『キューティ・ブロンド』シリーズで注目を集めた衣装デザイナー。2003年夏には、エンタテインメント・ウィークリー誌の“エンタテインメントにおける最もクリエイティブな100人”に選出された。その他の担当作品には、『クライム・アンド・パニッシュメント』(00)、『メラニーは行く!』(02)、『グッドボーイズ』(02)などがある。 ジョン・オコネル/ JOHN O'CONNELL (振付) 国際的に評価されている振付師。『ミュリエルの結婚』(94)の他、バズ・ラーマン監督の『ダンシング・ヒーロー』(92)、『ロミオ&ジュリエット』(96)、『ムーラン・ルージュ』(01)といった数多くのヒット映画で振り付けを担当している。 周防正行/ MASAYUKI SUO (原作) ハリウッド版『Shall we Dance?』でも“原作”という形でクレジットされている、日本オリジナル版『Shall we ダンス?』の監督・原案・脚本家。『Shall
we ダンス?』からスタートした製作会社アルタミラピクチャーズは、『ウォーターボーイズ』(01)、『スウィングガールズ』(04)の大ヒットによって、日本の一大ヒットメーカーとなっている。
日本版からハリウッド版へ 今回、脚本を手がけたオードリー・ウェルズは、自身が深く感銘を受けたオリジナルの日本映画をアメリカの観客になじむものにするために、ある変更を施した。それは主人公ジョン・クラークの葛藤にまつわるもの。日本とアメリカの社会的な背景の違いを考慮に入れ、人生や結婚生活に物足りなさを感じているサラリーマン、というオリジナル版の設定を、「あのダンス・スタジオに入るまでは、夢見ることを忘れてしまった都会のホワイトカラー」に書き換えることで、ジョンを典型的なアメリカ人に仕立てあげたのだ。 特にその点に感銘を受けたチェルソムは、次のように説明する。「オリジナル版に見られる葛藤は、公然と親密に寄り添うダンスが、日本人に恥ずかしいという気持ちを起こさせることに端を発している。もちろん、アメリカでこの設定は通用しない。しかし、オードリーの脚本の中心にも、恥ずかしさや後ろめたさを招くタブーは存在している。それは、アメリカン・ドリームを手にした者が、「自分は不幸なんだ」と言う資格がないという考えだ。この物語で僕が魅了されたのは、我々の周囲のいたるところに存在するが、あまり語られることのない、そこはかとない不安についてだ。何もかもが満たされているのに、ジョン・クラークは物足りなさを感じている。そして彼は、ある種の情熱をみつけようと自分を駆り立てる。それがこの映画のオリジナリティなんだ。」
一方ギアは、ジョンの役柄をこう分析する。「当初ジョンは、自分の人生や結婚生活についての間違いに全く気付けなかった。ただ、もやもやした不満だけが募る状態だ。俳優としての課題は、この部分を表現することだった。哀愁だけでは説明できない。そこで、うずき、心の動揺といった類のジョンの内面に迫ってみたんだ。」 ギアは「なりたい自分になるための学習」と称した本作のテーマに魅力を感じていた。「ダンス教室に集まる全員が風変わりな面を持っていて、彼らは独自の素敵な小さな世界を形成している。そこには偽りのない仲間意識があり、同時に他人を受け入れることもできる。ジョンからミス・ミッツィーまで、ダンス教室にいるのは皆、かつては夢を持っていたけれど、やがて夢叶うと信じられなくなったり、途中で挫折したりした人々だ。そして彼らは、映画の中で、もう一度それぞれの夢と向き合うんだ。」
撮影中もギアの熱心なレッスンは続き、午前4時まで練習を続ける日もあったという。「不安がやる気を引き出してくれる」と語る彼が最も苦手とした種目は、ワルツだった。「ワルツは、とてもスローで優雅だ。太極拳の様にとてもシンプルに見せながら、同時に全身を使わなきゃならない。ワルツのナンバーが終わると、緊張で冷や汗が出たよ。」このギアの意見には、世界最高峰のダンサーでもあるロペスも同意した。「社交ダンスは全く別物よ。他のダンスを知っていても、社交ダンスを習い始めると、自分が赤ちゃんになった気分よ。でもこの映画に関わって、社交ダンスってホント面白い!ってつくづく思ったの。」 ロペスとギアには、深夜の教室でタンゴを踊るハイライト・シーンがあるが、この場面でのロペスのダンスに、ギアは最大級の賛辞を述べた。「こんなに激しいタンゴを僕みたいなアマチュアと踊るには、かなりの寛容さ、辛抱強さ、品の良さが必要だが、ジェニファーは完璧だった。この経験によって、ダンスの素晴らしさはステップではなく、そこにストーリーがあるかどうかによって測られる、とわかったんだ。」 カナダのウィニペグにシカゴを再現 もう1つの課題は、ダンス教室のデザインだった。「リアルだけど、ジョンがまさか自分は行くまいと思うような場所??色彩から家具まで、全てが彼の家庭や職場にあるものと対照的なもの」というコンセプトのもと、ウィニペグにダンス・スタジオを築き上げたハナニアは、チェルソムと撮影監督のジョン・デ・ボーマンがダンス・シーンの複雑な光を作り上げることができるように、部屋の鏡に工夫を凝らした。「鏡を上下左右向けられるように取り付けたの。必要に応じて、鏡の使い方を選べるようにね」と、ハナニアは説明する。 さらにダンス・シーンの床面には、ダンサーたちのかかとを追うカメラが素早く動けるよう、特別に製造されたものが使用された。チェルソムは語る。「僕は、カメラのトリックがあまり好きではない。しかし臨場感を醸し出すため、ダンサーの至近距離でカメラを回す方法もとった。僕が狙ったのは、ジョンが最初のレッスンでつまずいて転ぶところから、ブラックプールでプロダンサーがクルクル回りながら踊るまでのダンス・シーンに連続性を持たせることだった。そうすれば、ジョンが人生においてできることを、どうやって悟っていくのか、観客に理解しやすくなると思ったんだ。」
『Shall we Dance?』 配給 : ギャガ・コミュニケーションズ Powered by ヒューマックスシネマ >> ジェニファー・ロペス 『 Shall we Dance?』 ×ニューアルバム『REBIRTH』 来日記者会見 >> 『Shall we Dance?』リチャード・ギア、ピーター・チェルソム監督記者会見 >> 『Shall we Dance?』来日スーパープレミア in 新高輪プリンスホテル 飛天 ゲスト:リチャード・ギア、ピーター・チェルソム、周防正行、草刈民代 |
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