■「ヴァン・ヘルシング」
ヴェルカン役 ダンス界のプリンス 「ウィル・ケンプ」来日記念記者会見

7月8日 東京新宿パークハイアットホテルにて初来日記者会見が行われました。

-5月7日に世界41ヶ国にて同時公開され、見事ユニバーサル映画至上最高のオープニング成績を残した「ヴァン・ヘルシング」。 モンスター級のスペクタクルアクション映画で、いろんなお馴染みのモンスターが出てきます。
 監督はハムナプトラシリーズのスティーブン・ソマーズ監督、そして主演はヒュー・ジャックマン、そしてケイト・ベッキンセール。 今回はこのヴァン・ヘルシングの映画で、デビューを果たしましたウルフマン役、バレエ界のプリンス、ウィル・ケンプさんが来日しました。
 ウィル・ケンプ氏は演出家、振付家のマシュー・ボーンさんの舞台などでもお馴染みかと思います。ウィル・ケンプさん、現在27歳になっております。GAPのコマーシャルなどでもね、日本でもご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。 非常にワイルドさと甘いマスクが魅力な方です。

ウィル・ケンプ: ハーイ! こんちには。ぼくはウィル・ケンプです。日本に来れて嬉しいです。ヴァン・ヘルシング、是非、観てください。

-すごい日本語お上手ですよね。どれくらい練習されてたんですか?

ウィル: 今回初来日ということで、ちょっと頑張ってですね、少しでもいいから日本語を習得しようと思って一生懸命頑張りました。

- 日本の印象はどうですか?

ウィル: ほんとはもっともっと観たいんですけど、初来日ということで。全くですね、取材でホテルに缶詰状態という今状況なんですね。 ただし週末になりますと京都に行く予定がありましてね。 そこでは古き良き、伝統的な日本を観てみたいと思いますし、また東京では、ナイトライフも楽しんでみたいと思います。

- 今回の映画はCGをたくさん使用されていると思うんですけれども、演技をされている際にはCGの完成度が足りなかったと思うんですが、完成されたものを観てどうですか?

ウィル: 今回ほんとにCGが多いので、自分もこの役作りのために、撮影中はずっとCGチームとずっといろいろと共同作業をしていたんですが、特にこのアートワーク、この狼男を描いたポーズがいろいろあったのですが、その辺も参考にしました。ですから撮影中はどういう風になるのかっていうのが非常にわかりにくかったのですが、最終的に観まして、やっと理解することができました。

- これまではお客さんの前でダイレクトに演技をされてきたと思うのですが、今回カメラという間接的な演技について苦労された点を教えてください。

ウィル: やはりですね、自分は今まで慣れ親しんできた舞台の世界と映画というのは、まったく違うものではあるんですね。生で演じるということ非常に自分自身でコントロールできる部分ていうのが多いんですが、そしてまた観客と生で直に関係を持てるっていうのがあるんですが、でも俳優さんの中にはカメラとか撮影スタッフが生の観客だと思って演じればいいんだというような人もいます。ある意味では同じような体現ができると思うんです。

-今までの経験、ダンスが生かされた点などを教えてください。

ウィル: 今回のヴェルカン王子を演じるにあたっては、やはり、かなり自分のバックグラウンドの部分、バレエのトレーニングの部分ていうのは"変身のシーン"で活用できました。

- バレエ界のトップダンサーとして活躍されていますが、映画界での目標というのは?

ウィル: 映画界での目標というのは、かなり自分はまだまだ演劇ももちろん捨てたくない
マシュー・ボーンのカンパニーを続けていきたいという気持ちがあるのでそれとのバランスということになってくるんですけれども、今回ヴァン・ヘルシングの経験というのはとっても楽しめましたのでこれからもずっと映画を続けて、俳優としてヨボヨボになるまで続けていきたいという気持ちでいます。

-映画のなかでは王子が狼男に変身すると役柄ですが、その貴公子が狼男になってしまうという悲しみとか苦しみとかは、どういう風に思われたましたか?

ウィル: ヴェルカン王子の悲劇性というのは、自分にとって、とっても大事な部分だったんですけど、この若く、非常に熱血漢な王子が非常に恐ろしい殺人鬼のような、この狼男になってしまう。これ自体が非常に悲しいことだと思いますし、それを自分では肉体的に、辛さとか、痛みですとか、苦しみを表したいと思いました。

- 共演されたヒュージャックマンとケイトベッキンセールにはどのような印象をお持ちになりましたか? 現場で何か楽しい思い出はありましたか?

ウィル: ちょっと面白いジョークはあったんですけど、それは卑猥すぎて言えないです。(笑)
僕が一番共演した俳優さん達というのはケイトベッキンセールと今回非常にセクシーでロックスター風のドラキュラを演じたリチャード・ロクスバーグさんなんですけど、ケイトに関してはとにかく物凄く楽しい女性で、ちょっとそういう下ネタ風のユーモアのセンスというか、ちょっとこういたずらっぽい、非常に冗談を言い合って、とっても楽しい時間を過ごしました。
これはオーストラリア人に特有のものなのかもしれませんけど、とにかくヒュージャックマンというのは、誰に聞いてもすばらしい人で、ほんとに"いい人だ、いい人だ"とそればっかり聞かされていたので、ヴァン・ヘルシング長期に渡る撮影中にどっかでボロを出すぞ、どっかでちょっと怒ったりとか、地団駄踏んだりとか、なんか失礼なことを言ったりとか、 何か出すんじゃないかとずっと見てたんですけど、一回もそういうことがなかったんですね。ちょっと僕はがっかりしたくらい、ほんとにいい奴でした。

- パンフレットの中に欧米のファンは体を触りたがるという話が載っているんですが、欧米のファンの方に体を触られた経験があるのでしょうか? 面白いエピソードがあればお願いします。

ウィル: ほんとうにすごく熱狂的なファンもいたりします。 日本のファンの皆様は私をニューヨーク公演の時も、ロサンゼルスの時も、ロンドンにまでほんとに大勢グループでいらしていただいているんですけれども、非常に尊重してくれるというか敬意を払ってくれるという、非常に距離感を置いてくれるというそういう部分は、確かに日本人のファンていうのはあるかもしれないです。

- ソマーズ監督が狼男のイメージは異様に体毛の濃い方が狼男に変身するというイメージがあるそうなのですが、実際ケンプさんは体毛が濃いんでしょうか?

ウィル: あまり濃くありません。
今回この狼男、僕の演じた狼男というのは全くメイクが必要無かったんですね。体毛の話からきているんですけど、全てがCGなので、非常に他のモンスターからやっかみというか、人気が低かった。つまりフランケンシュタインのシュラー・ヘンズリーさんなんかは7時間くらいかかるっていうんで、朝4時ぐらいに出勤して来るんですね。メイクをゆっくりゆっくり付けられて、厚く付けるわけなんですけれど、僕は9時頃来て「ヘイ! シュラー。おはよう」なんてやって来て、ビューティメイクというちょっと美しくするメイクだけを施すので、非常に他の人たちからは羨ましがられていました。

- 最近、トニー賞を取ったヒュー・ジャックマンだったりとかケイト・ベッキンセールとか、 とにかく経験豊かな方が多かったのですが、今回ウィルさんは映画初出演ということで、経験の多い方から学んだことっていうのは何なんでしょうか?

ウィル: 今回は非常に多くを学ぶことができました。
今までは俳優さんを見て映画での仕事で、"彼はすごいなあ!"と感心することが多かったんですけれども、今回いろんな俳優さんたちと仕事ができて、この俳優業、そしてこういう業界にいてヒュー・ジャックマンなんかは、ほんとにその最たる例なんですけど、自分の仕事、自分の生活というものをものすごく上手くコントロールしているし、非常に優雅に、そして人に親切にするし、そういう人間としてとてもステキな方なんですね。
 今回ヴァン・ヘルシングの中では、自分と同じように舞台出身の俳優さんたちが大変多くいたんですね。リチャード・ロクスバーグさんも、ヒュー・ジャックマンさんも、デヴィット・ウェンハムさん、シュラー・ヘンズリーさんも全員、舞台出身ということで非常に何かこうつながりを持ってたし、コミュニティとしてお互い助け合うという、演劇をやってる人間、舞台をやってる人間というのは、非常にお互い依存し合う部分がありますので、よく映画だけやっている方々というのは、そしてエゴのような問題もあり、大変な時もあると思うんですけれども、今回ヴァン・ヘルシングをやっている時には、非常に家族のような絆ができまして、ほんとにみんな仕事をやりに来て一緒に協力し合うという、そういう体制ができておりましたので、これはハリウッド映画では非常に珍しいケースではないかと、自分は今回、非常にラッキーだったと思いますし、ほんとに才能溢れる、そして親切なやさしい、良いキャスト、メンバーに出会えたと思います。

2004/7/11up text & photo : HUIT

 


『ヴァン・ヘルシング』
9月4日(土)より、日比谷スカラ座1ほか全国東宝洋画系拡大ロードショー
6/5より、限定8000個!“オリジナルTOJOブレードヨーヨー付き特別鑑賞券”発売開始!

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン×ギャガ・コミュニケーションズ
ギャガ・ヒューマックス共同配給

>> 「 ヴァン・ヘルシング」作品紹介

>> 「 ヴァン・ヘルシング」記者会見 ウィル・ケンプ

>> 「 ヴァン・ヘルシング」記者会見 ウィル・ケンプ×釈由美子

>> 「 ヴァン・ヘルシング」記者会見 スティーブン・ソマーズ監督、デヴィッド・ウェンハム、ウィル・ケンプ、エレナ・アナヤ、シルヴィア・コロカ、ジョージー・マラン×鈴木亜美

>> 「 ヴァン・ヘルシング」来日記念イベント キャスト同上×各界著名人



↑go to PAGE TOP



↑初来日のウィル・ケンプ氏。メモを見ることもなく、日本語で挨拶をしてくれました。

     

 

サーチエンジン [MORE] [NEW WINDOW]