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| ■「ヴァン・ヘルシング」 2004年8月30日 映画「ヴァン・ヘルシング」のスティーヴン・ソマーズ監督、ヴェルカン役 ウィル・ケンプ、カール役のデヴィッド・ウェンハム、ドラキュラの花嫁3人娘エレナ・アナヤ、シルヴィア・コロカ、ジョージー・マランを迎えての記者会見がパークハイアットホテルで行われました。 鈴木亜美さんも駆けつけ、花束贈呈とインタビューをしました。
司会 : さあ、ではさっそく皆様からごあいさつをいただきたいと思います。 ソマーズ監督 : ほんとにもう日本に来れて嬉しく思います。実はですね、もう8時間くらい(午前3時くらいから)起きているので、もう元気いっぱいなんですね。 明日のプレミアもすごく楽しみにしております。日本に来れて嬉しく思います。 司会 : はい、どうもありがとうございました。さあ続きましてカール役になります。デヴィッド・ウェンハムさんです。来日は初めてになります。 デヴィッド : (はきはきとした日本語で)オハヨーゴザイマス。ハジメマシテ。デヴィッド・ウェンハムデス。ニホンゴハ、ハナセマセン。(会場爆笑) 司会 : 2度めの来日になります。ヴェルカン役のウィル・ケンプさんです。 ウィル : オハヨーゴザイマス。僕はウィル・ケンプデス。ニホンに来れてうれしいです。○×△□? … すみません。次に来るときはもっと長く憶えてきます。 司会 : 続きまして、ドラキュラの3人の花嫁です。まずは、エレナ・アナヤさんお願いします。 エレナ : オハヨーゴザイます。エレナ・アナヤデス。 シルヴィア・コロカ : おはようございます。シルヴィア・コロカです。ニホンニ来れてウレシイです。非常に皆さんにこうやって暖かく迎え入れていただいて嬉しく思っております。 司会 : ジョージー・マランさんです。どうぞ。 ジョージー・マラン : ハロー。ありがとう。こうやってトーキョーに呼んでいただいてほんとうにありがとうございます。ドウモ、アリガトウ。
司会 : それでは早速、ご質問のある方手を上げていただけますか。 Q : ウィルケンプさんに質問です。あなただけはこの7月にこの作品で来日を経験されてますが、日本の印象は変わりましたか? 前回の来日での面白いエピソードがあれば教えてください。 ウィル : 日本のことを毎回来るたびにいろんなことを学んでるんですけど、なにか特に変わったということは無いんですけれど、とにかく戻ってこれてとっても嬉しいんです。今回は大阪行くことができますので、それをすごく楽しみにしております。
前回来たときは東京の後、京都に行きましたんで毎回来るたびにいろんなところを発見していて、もっともっと戻って来たいと思います。 Q : スティーヴン・ソマーズ監督に聞きたいんですが、この映画の中でドラキュラ城とかヨーロッパに行ってないと描けない世界がいっぱい出ていまして、監督の経歴を拝見致しましたらヨーロッパをいろいろ周ってらっしゃって、どの都市が参考になりましたか?
監督 : どっちの質問からから答えましょうか? (笑) それから、お城に関しての質問があったと思うのですが、東欧でいろいろいろと探してはみたんですけれども使える場所はあまりなかったので、映画の中ではマッドペインティングがあったり、ミニチュアで作ったりとかそういうものが多いんですね。ですからデヴィッドが演じているところっていうのは、ほとんどが偽物というか作ったものです。私自身の世界を作りたかったということから、かなりCGで作っているんですけれども、村とか町並みはプラハで用意しました。プラハっていうのはフィルムクルーとか非常にスタッフが揃っているんで、かなり使いやすい街なんです。 通訳 : (監督が)そんなに喋った?って言ってらっしゃいます。(会場笑) 司会 : あとどんなことを学ばれるのに興味を持っているとおっしゃってます? 監督 : 歴史とか世界について学ぶのが好きです。科学とか数学は嫌いです。 Q : デヴィッド・ウェンハムさんに質問なんですけど、ファラミア (ロードオブザリング)とはうって変わってコミカルな役だと思うんですね。これを受けるとき台本を見て、これまでせっかく掴んだ女性ファンが逃げていってしまうとは考えませんでしたか? (会場笑) デヴィッド : あまり女性ファンを失うということは心配していませんでした。 とにかく脚本を読んだ段階で、カールという役だけがラブシーンがあるんですね。ベッドシーンがあるんです。これがとてもラッキーかなと私は思いました。 確かにファラミア役と今回のカール役は全然違う役なんですけど、
それだからこそすごく楽しめました。かなりコミカルな部分を出せるということで、そういう部分を楽しみました。 Q : オーストラリアの俳優さんがとても多かったんですけど(主役の中で)、みんなでつるんで楽しかったですか? デヴィッド
: オーストラリア人のキャストが今回非常に多いということで、撮影で6カ月くらいオーストラリアを離れましたので、そういった意味で自分の国の人たちと一緒になって仲良く、他の国の人たちともとっても仲良く、キャスト全員でとっても仲良くなりまして、とっても楽しい時を過ごしました。 Q : 3人の美しいバンパイアの花嫁に質問です。 みなさんそれぞれ母国で活躍されていると伺いましたが、 ハリウッドの超大作デビューにあたりまして普通の女性の役ではなく、敢えてモンスターの役を選ばれた理由は何だったでしょうか。そして演じてみてどうだったでしょうか? シルヴィア : 3人に同じようなご質問をいただく場合には、今ご覧いただいたように、いつも誰が先に行くかっていうのを、どうする? どうする? という瞬間があるのですが、 もともと自分は舞台女優なので本国でもそこまでも知名度は無いと思っているんですね。イタリアで仕事している中でハリウッド女優としての顔をいただくっていうことは非常に稀なことだと思いますので、今回チャンスをくれたスティーヴン・ソマーズ監督には大変感謝しております。 もともと自分はドラキュラが大好きなんですね。 脚本を読んだ段階からどうしてもこの役をやりたいという気持ちがありましたし、例え自分がこの作品に出ていなくても、自分は絶対にファンとして何度も何度もこの劇場に足を運んだと思いますし、それこそフィギュアなんかも集めてたと思うんです。それくらい自分はフリークでオタク的なところもあるので、ほんとに参加できて光栄です。 エレナ : 本国スペインでは映画10本から20本くらいまでの出演しておりますけれども、今回ヴァン・ヘルシングに参加するということを決めた一番の理由というのは、今までいただいた役というのがどうもいじめられ役というか、 ボーイフレンドに捨てられてしまって悩む役とか、 そういう悲しい役が非常に多かったんですね。それで脚本をいただいたときに" あ、これ悪女として好きなだけ悪い部分を発揮できるんだ"と思って、そこが一番の魅力で、 そしてまさにこの作品の中で悪役として活躍をしております。 ジョージー : アメリカでは何本か映画には出ておりますけど、スタジオのメジャーの作品は今回が初めてで大変エキサイティングな経験になりました。 Q : ソマーズ監督に質問なんですが、今回のヴァン・ヘルシングは 時間も制作費もかかったとお聞きしているんですが、いざ作品ができあがってみて 監督の思い描いたようにできあがっていたのかということと、撮影中一番大変だったことを強いてお聞きしたいんですが。 監督 : 今回の映画は自分が思い描いていたものよりもずっと思ったよりよくできあがったし、また大きかったんですね。
自分が予想していたよりも。そしてやはり一番大変だったのは、3人の花嫁たちのシーンなんです。彼女たちがとっても悪い子っていうのもありますが、普通は飛ぶシーンというのは人間がワイヤーに吊るされて飛ぶっていうことが普通なんですが、今回はそれだけではなくて今までにない飛び方っていうか、今まで見たことのない飛び方のも考えていましたので、スタントのためのいろいろな吊るしの部分ですね、カメラを吊るしたりカメラの動きも今までちょっとやったことのない動きをさせたかったです。
村の上を、上空をカメラが飛ぶですとか、ですからそういった技術という面ではまだ撮影開始のときにはできあがってなて、
撮影中にどんどんどんどん開発されていったんですね。ですから、カメラのリグっていう乗せる物、また
スタントのための吊り物なども、SFXのソフトウェアも全部開発しながら作っていきました。 Q : 監督にお伺いします。まだ明かされていない謎が映画の中であったんですが、続編を撮るご予定はいかがでしょうか? そしてデヴィッドさんだけはまだですけど、是非他の方たちも蘇らせてほしいななんて思っているんですけれども。 監督 : まだ考えてないんですね。1作目からまだ回復途中なんです。 脚本書き始めてから公開まで2年掛かりましたんで、 時間かかってやっといま体が回復しているという状況です。 とにかく今回の作品というのはスタッフが楽しい スタッフで、そしてキャストもごらんのとおりとっても楽しいキャストだったんですね。 ぼくはほんとうに嫌なヤツらとは一緒に仕事したくないんです。ですから今回の撮影はとってもいいキャスト、ハムナプトラのシリーズのときもとってもいいキャストだったので、やれと言われれば今すぐでもやりたいぐらいの気分です。 もし続編を作るとしたら、デヴィッドの役はずーっと全裸です。(笑) デヴィッド : リキャストしてくれない? (笑) Q : 楽しい武器がたくさん出てきますが、その中でTOJOブレイドという手裏剣のような動きをするものがあるんですが、TOJOという名前は日本語なのでしょうか? どちらからインスパイアされたのでしょうか? 監督 : 自分で考えて作りました。 Q : ウィルケンプさんに質問なんですけれども、大阪で何かしたいことっていうのはありますか? ウィル : 何故大阪へ行くのか全然把握していなかったんですが、今監督から聞いてやっとわかったんですけど、 ユニバーサルスタジオジャパンで グローマンズ・チャイニーズ・シアターみたいに手形を取るんだよと、いま聞かされて知りました。
Q : 日本にも妖怪がいるんですけれども、妖怪が出る予定っていうのはなかったんでしょうか? 監督 : モンスターはもうやりすぎているんで、ちょっとモンスターから離れたいという心境なんです。 みんな信じてくれないんですけど、いつも僕は次は小さい作品をやりたいんだ、小さい予算の映画をやりたい、 でもいつもこういう大きいものになってしまうんです。 シルヴィア : でも監督、人間を扱うのはいいんですけど、私たちみたいにひっくり返さないでね。 Q : 皆さんに質問です。 個人的に一番好きなモンスターとその理由を聞かせてください。 司会 : ソマーズ監督にも聞いてみたいですね。 監督 : いろんなモンスターが大好きで、それぞれに理由は違うんですね。まずフランケンシュタインの怪物は昔から大好きだったんですけど、非常に気の毒だと思っていたんです。よくフランケンシュタインて単なる殺しをする狂ったようなそういう描かれ方をしていますけども、
オリジナルではほんとにペーソスを感じるキャラクターで今回もそういうふうに描いています。 ドラキュラ花嫁 : Thank you ! デヴィッド : あのすっごく難しいです。僕は全部好きだからです。今ボタンを押したらドラキュラって出てしまったんですけど、 ドラキュラも好きだし、ゴジラも好きなんですね。だからスティーブンソマーズ監督に今度、ドラキュラ対ゴジラっていうのを作ってほしいと思います。(会場笑) ウィル : 自分としてもですね、モンスターとかすっごく怖がりで、 Kermit the frog (カーミット・ザ・フロッグ、以前セサミストリートで使われていたカエルマペット)でも怖いというくらい怖がりなんです。 この役、狼男を演じるにあたってはものすごいリサーチをしたので、 狼伝説というものをいろいろと読みまして、とにかくこの 狼男だけは自分の変身にコントロールがないんですね。 自分でコントロールできない。それがとても可哀そうだと思いますし、今回はこの役とっても楽しかったので是非楽しんで観てください。 エレナ : 本来ならば花嫁ですので、ドラキュラと申し上げなければいけないところなのでしょうけど、彼は噛みますしね。今回はフランケンシュタインのほうを選びたいと思います。もともと大好きなんです。理由は何でだかわからないんですけれども。 シルヴィア : やはりあの、実際に結婚しているリチャードがドラキュラを演じていますので、ここはドラキュラと申し上げておきます。 (笑) 司会 : そうですよね。 ジョージー : フランケンシュタインです。 誰にも心のうちを分ってもらえないテディベアだからです。(会場笑)
司会 : この後はですね、この映画を先に見ていただきまして、非常に気に入っていただいたという、まさにピッタリのとても可愛らしい小悪魔的な彼女をご紹介しましょう。歌手の鈴木亜美さんです。どうぞ。 亜美 : そうですね、私吸血鬼とか狼男とか恐怖というか怖い映画がとても大好きで、小さいときからどちらかというと怖い映画ばかり見ていたんですが、
今回はなんていうんだろう、迫力があるなというのと、CGを使っているんだけど人間の動きが実際にやっていたらしいので、そのままリアルに動けてるなっていうのと、とってもセクシーで迫力があってものすごくクールな感じがしましたね。 亜美 : そうですね。私の中ではとても小悪魔的な(笑)イメージを。今日は女性の方々がとってもセクシーなファッションで来るかなと思ったので、私はちょっと、まったく逆の小悪魔で。(笑) 司会 : どうですか、ソマーズ監督。鈴木亜美さんをごらんになって。 監督 : ほんとはね、ハグしたいくらいなんですけど、これはスキャンダルになっちゃうといけないんでやめておきます。 亜美 : (笑) 司会 : 亜美さん、せっかく素晴らしい映画ヴァン・ヘルシングをおつくりになったスティーヴン・ソマーズ監督がいますのでいくつか質問されてみてはどうですか? 亜美 : 次回作があるということなので、監督にお聞きしたいのですが、今回は CGを使って見せてくれたんですけれども、次回作はまた新たなCGの新しい可能性は何かあるんですか? 監督 : ほんと今度作るとしたら、まだ考えてないんですけどね。 9才と5才の娘がいるんですけど、彼女たちはモスラを撮ってほしいというんです。モスラが大好きなんですね。歌う2人いますよね、 モスラに出てくる。皆さんご存知だと思うんですけど、 あの役をやりたいそうなんです。 司会 : 亜美さん、どうですか? せっかく監督がいますからね。出てみたいとかありますかね。 亜美 : 私なんか…どんな役なんですかね? 司会 : 聞いてみましょう。 監督 : じゃあ、そのモスラの歌う小さな妖精になれます。 亜美 : 十分ですね。歌は好きなので、嬉しいです。 司会 : じゃあ、もうひとつ質問を。 亜美 : ウェンハムさんとケンプさんに初めてお会いしたんですが、 とてもハンサムだと思ったんですが、映画の中ではお2人とも三枚目の役を演じているなと思って勇気があるなと思ったんですが、そういう抵抗はなかったんですか? デヴィッド : 他の役よりですね、カールに親しみを感じました。とても自分らしさが出せたと思います。 監督 : というより彼はカールそのものなんです。(笑) 亜美 : とても合ってましたね。 ウィル : すごくですね、自分自身を隠すっていうことが好きなので、全然自分とは違うかけ離れた役に魅力を感じるんですね。 今回は役柄的にCGを使いますから、非常に技術的な部分が多くて、最終的に自分がどういう狼男になるかっていうのがわからなかったんですね。 かなり想像力を働かせて役作りをしました。とっても楽しい作業でした。 司会 : どうですか? デヴィッド・ウェンハムさんとウィル・ケンプさん、どっちもステキだと思うんですが、どちらがお好みですか? 亜美 : (困って)そうですね、もうお2人とも目が見れないくらいハンサムで…(笑) (出演者全員でワイワイ) 通訳 : 「ウィルでしょう」とデヴィッドさんは仰ってますけど。 亜美 : (笑) デヴィッド : 歌ってくださるんですか亜美さんは。 監督 : デヴィッドとウィルに歌わせましょうか? (ワイワイ) それは悪いアイデアでした。 司会 : じゃあ、もうひとつ最後の質問に参りましょうか。 亜美 : ではとってもセクシーな今回はドラキュラの花嫁という役を演じてらっしゃった女性の3人に、とても迫力があってすごい表情がたくさん出てくるんですけど、でもそのなかでもセクシーには叶わないなという感じがあったんですけど、セクシーさを保つ秘訣っていうのは、私にはまったく縁のない言葉なので(笑)、是非教えていただきたいなと。 司会 : では代表でどなたが行きましょうか? シルヴィア : あのセクシーさの秘訣なんですけど、メイクです。(会場爆笑) 司会 : 亜美さん、どうですか? 聞いてみて。 亜美 : いや、そんなことはもう絶対に無いですよね。どこにいても目立つ存在だと思います。 司会 : どうもありがとうございました。
2004/8/30 新宿パークハイアットホテルにて text : HUIT / photo : HUIT&GAGA
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